あたらしい出会い。おもしろい未来。

あたらしい出会い。
おもしろい未来。

様々なバックグラウンドをもったメンバーが、
GREEN WORK HAKUBAで出会い、白馬村のおもしろい未来をつくっていく。
vol.5では、「つながり」に重きを置いたプログラムを開催。
村内外から約70名が白馬村に集結し、まじめに楽しく未来について議論しました。

REPORT

GREEN WORK HAKUBAでの3日間
day1

1日目は、国内外から様々なバックグラウンドをもった方々が登壇しカンファレンスを開催。加藤氏のKEYNOTE講演では、ロンドンの最新事例を紐解き、サーキュラーエコノミーの国際的な取組みについてインプットしました。その後は、ファッション、農業、ものづくり、ESGなどそれぞれの分野から発信があり、視野を広げるセッションとなりました。

day2

2日目は、村内のフィールドワークからスタート。ラフティング、MTB、E-bikeの3チームに分かれ白馬の大自然を堪能しました。午後からは、国内スタートアップ3社によるピッチを開催。さらに、最新の海外スタートアップ事例紹介や、GWH5におけるESG評価の結果発表、iFixitによるガジェットのリペアワークショップ開催など充実したプログラムとなりました。

day3

3日目は、グループに分かれて白馬サーキュラービジョンのテーマに沿ったアイデアを議論。ランチタイムには、PoC TECHによるスペシャルコンテンツとして自立型太陽光発電システムで作られたポップコーンも振舞われました。最後は、Re:Publicに場所を移し、アフターパーティーを開催。スペシャルサプライズとして、オールバーズから参加者へシューズがプレゼントされました。

DAY1 SPEAKERS

  • 加藤佑

    循環都市ロンドン/ReLondonに学ぶ
    CE先進エリアのビジョンと進め方

    加藤 佑 氏

    ハーチ株式会社
    代表取締役

    加藤佑

    加藤 佑

    ハーチ株式会社 代表取締役

    2015年にハーチ株式会社を創業。社会をもっとよくする世界のアイデアマガジン「IDEAS FOR GOOD」、サーキュラーエコノミー専門メディア「Circular Economy Hub」、横浜のサーキュラーエコノミープラットフォーム「Circular Yokohama」など、サステナビリティ領域のデジタルメディアを運営するほか、企業・自治体・教育機関との連携によりサステナビリティ・サーキュラーエコノミー推進に従事。英国CMI認定サステナビリティ(CSR)プラクティショナー。東京大学 教育学部卒。

  • 中里 唯馬

    ファッションの未来

    中里 唯馬 氏

    株式会社YUIMA NAKAZATO
    ファッションデザイナー

    中里 唯馬

    中里 唯馬

    株式会社YUIMA NAKAZATO
    ファッションデザイナー

    1985年生まれ。2008年、ベルギー・アントワープ王立芸術アカデミーを卒業。 2015年に「株式会社YUIMA NAKAZATO」を設立。2016年7月にはパリ・オートクチュール・ファッションウィーク公式ゲストデザイナーの1人に選ばれ、コレクションを発表。その後も継続的にパリでコレクションを発表し、テクノロジーとクラフトマンシップを融合させたものづくりを提案している。また自らが発起人となり、2021年7月より、未来を担う次世代のクリエイターのためのFASHION FRONTIER PROGRAMを創設。オートクチュール・ファッションウィークを通じて最先端のファッションを提案しながら、社会的課題にも取り組む。

  • 中里 唯馬

    使用済のお箸から家具をつくるChopValue
    〜「ローカル」と「循環経済モデル」の可能性

    Felix Böck

    ChopValue
    CEO

    Felix Böck

    Felix Böck

    ChopValue CEO

    経験豊富な木材エンジニアであり、情熱的な起業家でもある。バンクーバーを拠点に、持続可能な素材革新の最前線に立つ循環型経済ビジネスであるChopValue(チョップバリュー)社を創設。世界65カ所以上に分散型のグローバル製造ネットワーク構築に重点を置き、各マイクロファクトリー(小規模な工場)では、同社独自の技術を駆使し、廃棄物を資源化し付加価値を生み出し、様々な用途に応える高品質かつ市場ニーズに適した製品を開発している。ChopValueは、環境的な影響力と持続可能性が評価された証であるトップ5%のB-Corporation(Bコーポレーション)の国際的認証を受けている。

  • 阿座上 陽平

    地球にも動物にも人にも美味しい
    牧場作りの実験とお菓子作り

    阿座上 陽平

    株式会社ユートピアアグリカルチャー
    プロデューサー

    阿座上 陽平

    阿座上 陽平

    株式会社ユートピアアグリカルチャー プロデューサー
    ゼブラアンドカンパニー共同創業者/代表取締役

    早稲田大学商学部卒。メディア企業、デジタルエージェンシーを経て、株式会社BAKEに従事した後に独立後起業。BAKE時代より事業を共に作ってきたBAKE創業者長沼真太郎の再チャレンジに際しユートピアアグリカルチャーなどの事業のプロデュースを行う。個人では社会課題の解決と持続的経済性の両立を目指す「ゼブラ」の考えに共鳴し、2021年にゼブラアンドカンパニーを創業。

  • 馬奈木 俊介

    白馬村の自然資本の可視化と地域価値の創造

    馬奈木 俊介

    株式会社aiESG
    代表取締役

    馬奈木 俊介

    馬奈木 俊介

    株式会社aiESG 代表取締役

    GDPでは推し量れない国の豊かさなど数値化されていない技術や制度を定量化し、その価値を可視化する研究を行う九州大学都市研究センター長 & 主幹教授。国連「新国富報告書2018」代表、IPCC代表執筆者、IPBES統括代表執筆者。その他、多くの国際機関や企業との連携を実施。2022年、研究成果をもとに企業が生み出す製品やサービスの一つひとつについて、ESG評価を行うスタートアップaiESGを創業。

TALK SESSION

白馬で進むCEの最前線
  • 丸山俊郎

    丸山 俊郎 氏

    白馬村長

    丸山 俊郎

    丸山 俊郎

    ⽩⾺村長

    世界経済や社会が目まぐるしく変化する中で、誰もが幸せに暮らせる持続可能な地域であるために、そして世界中から注目される自然豊かな場所であり続けるために、皆で力を合わせようと、取り組みを進めていく白馬村長。これまで培って来た経営ホスピタリィ、国際力を生かし、白馬村が50年後も100年後もその先の未来までも、大勢の皆さまに愛され続け、旅行者にとって「何度でも訪れたい・ここに留まりたい白馬村」、生活者にとって「ずっと住み続けたい白馬村」、村外に転出した次世代の若者も「いつか帰りたい白馬村」を目指す。

  • 堀彰宏

    堀 彰宏 氏

    SyncMOF株式会社
    取締役(創業者)

    堀彰宏

    堀 彰宏

    SyncMOF株式会社
    取締役(創業者)

    大阪生まれ。理化学研究所、京都大学、名古屋大学工学部・助教を経てSyncMOF創業。G7広島サミット2023・政府広報展示において国家プロジェクトとして取り組んでいる脱炭素技術と白馬村のCO2回収イベントを世界各国に紹介。トヨタ自動車、東邦ガス等の18大企業と共に、日本を資源大国にすべく名古屋大学COI-NEXTのコアメンバーとしてエネルギー資源の変換、循環に取り組んでいる。

  • 丸山孝明

    丸山 孝明 氏

    アイフォレスト株式会社
    代表取締役CEO

    丸山孝明

    丸山 孝明

    アイフォレスト株式会社
    代表取締役 CEO

    大分県中津市出身。1999年3月に明治大学卒業後、複数の企業で営業職を経験。その後農業分野にて約14年間、全国延べ1,500軒以上の生産者をまわり、生産者と消費者を直接つなげる数多くの事業開発・運営に携わり、GREEN WORK HAKUBA参加をきかっけに2022年3月アイフォレスト株式会社を設立。「人と森のつながりを再構成する」をVISIONに、地域木材を使ったプロダクト開発や廃棄木くずを活用した新素材開発に加え、ドローン、人工衛星を使った森林価値可視化技術で衰退する林業の持続可能性を高め、日本の豊かな自然、生態環境を次世代へ繋げるクリーンテックベンチャー。

  • 煙山貴紀

    煙山 貴紀 氏

    株式会社イノアック
    コーポレーション
    リビング事業部 新規事業開発部 白馬事務所 所長

    煙山貴紀

    煙山 貴紀

    株式会社イノアックコーポレーション
    リビング事業部 新規事業開発部 白馬事務所 所長

    まもなく創業100年を迎える素材から最終製品を企画・販売する会社に在籍。幾多のお困りごとを解決する為、異なる機能素材・製品を作り、またこれからも造っていく会社です。過去”寝姿勢”を研究・開発・販売する部門から、急遽長野県白馬村異動の為単身赴任。その前は北海道から沖縄までトータル2ケ月間にて47都道府県ハイエースと一緒に廻っていました。直接距離にして東京〜イランまで走破。(元睡眠環境診断士) お困りごとを常に見つける事が得意。

REPORT

day1トークセッションレポート
day1トークセッションレポート
day1トークセッションレポート
day1トークセッションレポート
day1トークセッションレポート
day1トークセッションレポート
day1トークセッションレポート
day1トークセッションレポート
day1トークセッションレポート
day1トークセッションレポート
day1トークセッションレポート
day1トークセッションレポート

白馬におけるサーキュラーエコノミー実装をテーマにトークセッションを開催。白馬村の丸山村長と実践事業者であるSyncMOF、アイフォレスト、イノアックの4名で様々な議論がなされました。「なぜ白馬で事業を始めたのか」「今後の展望」など、それぞれの視点から意見が交わされ、参加者は白馬村でのサーキュラーエコノミーについて具体的なイメージを膨らませました。

DAY2 SPEAKERS

  • 梶田伸吾

    梶田 伸吾 氏

    株式会社comvey
    代表取締役

    梶田伸吾

    梶田 伸吾

    株式会社comvey
    代表取締役

    1992年バンコク生まれ。慶應義塾大学商学部卒業後、2016年伊藤忠商事株式会社入社。物流ビジネス部・物流物資部にて新規事業企画、事業会社出向等を経験。物流分野の課題解決に取り組みたいという想いから、2022年6月 株式会社comveyを設立。

  • 津曲文登

    津曲 文登 氏

    株式会社MAGARIMONO
    CEO

    津曲文登

    津曲 文登

    株式会社MAGARIMONO
    CEO

    宮崎県生まれ。MAGARIMONO代表取締役。ヒコ・みづのジュエリーカレッジで靴づくりを学び、シューズメイキングの世界へ。デジタル領域の技術者が集うベンチャー企業でデジタルデザイナーとともに、MAGARIMONO Inc.を設立。同年6月には1stコレクション「Originals」を発表。 22年4月にA-POC ABLE ISSEY MIYAKEとの共同プロジェクト「TYPE-III」を発表。

  • 青澤さおり

    青澤 さおり 氏

    PoC TECH 株式会社
    代表取締役
     

    青澤さおり

    青澤 さおり

    PoC TECH株式会社
    代表取締役

    株式会社リコーにて半導体製造ならびに開発試作に従事。2005年日本万博協会「愛・地球博」パビリオン運営をきっかけに大手広告会社メディア、営業部門に従事後、テクノロジーとコミュニケーションに関する事業開発を推進。応用生理科学を活かした事業創出開発やコンサルテーションに従事。株式会社電通サイエンスジャム設立メンバーとしてサービス開発や研究開発コンサルタントを行い、その後、株式会社マクロミル、株式会社NeUにて新規事業サービス開発等に関わる。各業界メーカーでの概念実証に従事し、Panasonic「Jコンセプト」、SONYハイレゾ等の実証リリースや、NHKスペシャルなどメディア監修協力、講演などを手掛ける。日本生理心理学会、データサイエンティスト協会 所属/半導体製造技師/地域医療コーディネーター/東京都中小企業振興公社メンタルヘルス推進リーダー

  • 松崎真理

    松崎 真理 氏

    株式会社Queue/
    SUNRYSE
    Community Manager

    松崎真理

    松崎 真理

    株式会社Queue / SUNRYSE
    Community Manager

    <海外スタートアップデータベース・メディア「SUNRYSE」海外コミュニティパートナーシップ担当>神戸出身。大学時代、フィンランドへ交換留学をしたことがきっかけに「起業家教育」に興味を持ち、卒業後はスタートアップカンファレンス「Slush Tokyo」の初期メンバーとしてスタートアップ・広報担当としてイベントを運営。現在は、世界のスタートアップ事例を紹介するデータベース・メディア「SUNRYSE」(http://sunryse.co/)の運営に関わり、CEスタートアップ、クライメートテック、フードテックなど幅広い業界の海外スタートアップを調査。海外スタートアップコミュニティや行政、企業をつなぐパートナー業務等も行っている。

  • 関大吉

    関 大吉 氏

    aiESG, Inc.
    CEO

    関大吉

    関 大吉

    aiESG, Inc.
    CEO

    株式会社aiESG最高経営責任者。京都大学にて物理学の研究で博士号取得後、アクセンチュア株式会社AIセンターのデータサイエンティストとして、産学連携戦略の立案、およびESG経営支援AIの開発・実装に従事。そのほか、ケンブリッジ大学応用数学理論物理学部客員研究員、アジア経済研究所研究会委員、京都大学大学院非常勤講師などを経て、現在。

WORKSHOP

IFIXIT

STEAMワークショップ

  • Kyle Wiens

    Kyle Wiens 氏

    iFixit
    CEO

    Kyle Wiens

    Kyle Wiens

    iFixit
    CEO

    大学在学時の2003年、大学寮のルームメイトだったLuke Soulesと、⾃分達の壊れたiBook G3を、修理マニュアルも部品もないまま修理を試みた苦い経験から、誰でも編集できる無料の修理マニュアルiFixitを創⽴。2013 年にiFixit Europeを設⽴し、ウェブサイトの多⾔語化を始める。現在13ヶ国語に対応。現在、⽶国内で始まった「修理する権利」の戦いは欧州やオーストラリア、カナダなど世界中に大きなうねりを起こしている。修理を⾝近で最大の⼿段とするミッションを掲げ、世界最大のオンライン上のリペアコミュニティを構築している。

  • 土井みどり

    土井 みどり 氏

    iFixit
    Japanese Localization Lead

    土井みどり

    ⼟井みどり

    iFixit
    Japanese Localization Lead

    早稲田大学専任職員を経て、iFixitで働く唯一の日本人スタッフ。修理ガイドやYouTubeビデオの日本語翻訳を含め、日本語Twitterの管理や、日本向けマーケティング、日本語コミュニティのプロモーションを担当する。Wired Japanやグリーンピース、早稲田大学、立教大学、スーパーサイエンスハイスクールでイベントも開催。ハワイ大学マノア校/ East-West Center アジア太平洋リーダーシッププログラム修了。アメリカの自然保護団体Sierra Clubメンバー。普段はカリフォルニア州在住だが、今回の日本滞在は2024年7月末までの予定。

REPORT

day2ワークショップレポート
day2ワークショップレポート
day2ワークショップレポート
day2ワークショップレポート
day2ワークショップレポート
day2ワークショップレポート
day2ワークショップレポート
day2ワークショップレポート
day2ワークショップレポート
day2ワークショップレポート
day2ワークショップレポート
day2ワークショップレポート

カリフォルニアに拠点を置くリペアのベンチャー企業iFixitによる、ガジェットの分解ワークショップを開催。ビデオ登壇したCEOのKyle氏から、修理のしやすさを図る指標である「リペアビリティ」の潮流について発信されました。さらに、実際にガジェットの分解を行い、どのメーカーがリペアビリティが高いのかを体感。製品寿命を延長しやすいプロダクト設計について実践的なインプットを行いました。

PROGRAM

イベントツール

GWHは、参加者のあたらしい出会いを大切に、

白馬村でのサーキュラーエコノミー実装を目指しています。

共創を生み出すイベントツール

  • 参加者カード

    参加者カード

    参加者の顔・名前・アセットを全員で共有できる「参加者カード」

    参加者カード

    GWH5参加者の顔・名前・アセットが一目でわかる「参加者カード」。イベント中は、このカードをもとに多くの交流が生まれました。

  • コミュニケーションボード

    コミュニケーションボード

    参加者がいつでもメモを貼れる「コミュニケーションボード」

    コミュニケーションボード

    3日間を通して完成する巨大ボード。いつでも参加者を確認したり、思いついたアイデアを貼ったりできます。ボード前では、参加者が議論し合う姿も散見されました。

  • アイデアノート

    アイデアノート

    いつでもどこでも、すぐにアイデアを記録できる「アイデアノート」

    アイデアノート

    会期中に参加者が思いついたアイデアや、インプットしたキーワードを記録できるノート。ここに記録されたたくさんのメモが、最終日のボードを埋め尽くしました。

PROJECT TEAM

白馬村観光局

  • 福島洋次郎

    福島 洋次郎

  • 青木美由紀

    青木 美由紀

CIRCULAR DESIGN STUDIO. / 新東通信

  • 榎本裕次

    榎本 裕次

  • 山下史哲

    山下 史哲

  • 松下晃平

    松下 晃平

  • 祐川幸子

    祐川 幸子

  • 竹林希

    竹林 希

  • 中河琴音

    中河 琴音

What is
Circular Economy?

  • リニアエコノミー

    リニアエコノミー

  • リサイクリングエコノミー

    リサイクリングエコノミー

  • サーキュラーエコノミー

    サーキュラーエコノミー

資源を採掘して生産、消費、廃棄するという従来のリニア・エコノミー(直線型経済)や、廃棄物を
どう有効活用するかというリサイクリング・エコノミーとは異なり、そもそも廃棄物がでない仕組みを
つくる経済モデルのこと。経済、社会、環境の3つのバランスを最適化し、持続可能で、人々の
ウェルビーイング(幸せ)を達成する手段として、欧州を中心に世界中で注目を集めています。

白馬村は、
サーキュラー・エコノミーを
推進しています。

2019年12月4日、長野県白馬村では、「気候非常事態宣言」を宣言。
村民全体で気候変動の危機と向き合い、温室効果ガス排出を抑制し、
白馬の自然や、豊かな「雪」を守ることを目指しています。
自然エネルギー由来電力への切替え、プラスチックフリー化、
村民と宿泊客が無料で利用できるカーシェアリングサービスなど、
サーキュラーエコノミーの考えに基づいた具体的な取り組みを村全体で推進しています。

プログラムの詳細など
お気軽にお問い合わせください。