なだらかな傾斜で白馬村の観光スポットをほどよく周れる「白馬・八方ポタリング」ルートは、サイクリング初心者の方やお子様連れのファミリーにおすすめ。白馬村でのサイクリングを気軽に楽しめるルートです。
ここでは、自転車で旅を楽しむサイクリストに向けたサイクルツーリズム情報サイト「TABIRIN」より、「白馬・八方ポタリング」の楽しみ方をタイムラインとともにご紹介します。
- • 特徴:白馬村の八方エリア周辺を散策するお手軽ポタリングルート
- • 難易度:観光客(レンタサイクル)~スポーツバイク初心者向け
- • 距離:9.2km
- • 所要時間目安:3時間(休憩・観光含む)
- • 高低差:117m
- • 消費カロリー目安:230kcal
- • ルート:白馬駅 – 松川橋 – 白馬大橋 – ニレ池 – 霧降宮細野諏訪神社 – 白馬ジャンプ競技場 – 和の湯 – 白馬駅
1. 白馬駅|11:40発
今回、訪れたのは8月。お盆休みで賑わう白馬駅、避暑地であっても気温は30℃を超えています。
「白馬・八方ポタリング」ルートは、白馬の街中をめぐる9.2kmの手軽なもので、観光の合間のポタリング(自転車散歩)にもおすすめです。
時刻は11:40。さあ、レンタサイクルで白馬駅を出発しましょう。
まずは、サイクリストの集団とともに、国道145号を北上し松川橋を目指します。
2. 松川橋|11:45着
白馬駅から1kmほどで松川橋に到着。松川橋は白馬三山を綺麗に眺めることができるスポットです。
3. 松川河川道路|11:50着
松川橋のすぐ先の交差点を左折すると、松川河川道路はすぐです。
松川河川道路は幅が広く、ほとんどクルマが通らない快適な道です。
やや上り基調の2kmほど続きますが、目の前に迫る白馬三山を眺めているとあっという間です。
季節に応じてこのような絶景を楽しむことができます。
4. 白馬大橋|12:00着
松川河川道路から2kmほど上流にのぼると、白馬大橋。
松川橋同様に、白馬三山を綺麗に眺めることができるスポットとして村の中で一番有名なスポットです。
こちらも季節によって、様々な絶景を楽しむことができます。
この日はお盆期間だったこともあり、川遊びを楽しむファミリーもたくさんいました。
5. ニレ池|12:10着
エメラルドグリーンが美しい「ニレ池」は管理釣り場になっています。
魚釣りを中心に、誰でも楽しめる遊び場になっていて、ファミリーが楽しめるバーべキューエリアもあります。
バーベキューもよいですが、この日は美味しいと評判で行列ができるお蕎麦屋「林檎舎 (りんごや)」へ。
6.林檎舎 (りんごや)|12:15着
白馬村の名産・蕎麦。「林檎舎 (りんごや)」はそんな白馬村の中でも有名なお店です。
お店は11:00~14:00(13:30ラストオーダー)までですが、仕込分が切れるとその時点で早く閉まる場合があります。
こだわりの手打ちそばに、鰹出汁のつけだれ、辛味大根の絞り汁と味噌で食べる”おしぼり汁”、そしてこの店一番人気の”くるみだれ”。
その全てを楽しめる「そば三昧」を注文しました。
白く輝く細い蕎麦。手前の左からおしぼり汁、鰹出汁のつけだれ、そして一番右がくるみだれです。
どれも美味しい!それぞれ味が異なるので、食べ比べを楽しみながら味わうことができます。個人的には「おしぼり汁」が好みでした。
名物のお蕎麦を楽しんだら、白馬村の街中を走って「霜降宮切久保諏訪神社」へ向かいます。
7. 霜降宮切久保諏訪神社|13:05着
温泉街はエリアとしては小さいので、街中散策をするのもおススメです。
温泉街を右に曲がると「霜降宮切久保諏訪神社」が右手に見えてきます。
霜降宮切久保諏訪神社。この地域の産土神として祀られている諏訪神社。村の指定文化財に登録されています。
境内は木陰が涼やかですが、荘厳な雰囲気を空気がまとっています。目を引くのは杉の大木。とても立派です。
8. 白馬ジャンプ競技台|13:15着
白馬ジャンプ競技台は諏訪神社から1km弱です。
ジャンプ場入口のロータリーには、白馬小径23番の看板も。
想像以上の大きさで圧巻!!
右手がラージヒル、左手がノーマルヒルです。
ジャンプ台を眺めていると、スプリンクラーが作動し人工芝に水がまかれ始めました。
何だろう?と思っていると、上空から子ども達がジャンプを始めました!
残念ながらジャンプ中の様子は撮影できませんでしたが、すごい迫力でした!
スキージャンプの練習だったのでしょうか。
せっかくなので、ジャンプ台の上まで上がってみましょう。
リフトで上ります。グングン高度が上がっていきます。
スタートタワーの中には当時のメダルなどが展示されたギャラリーも。
そしてこちらが地上から約140mの高さのスタート台!・・・さっきの子ども達がここから飛んだと考えると、信じられないです。
この開放感!!
9. ライオンカフェ|13:50着
白馬ジャンプ競技場の標高は約760m、白馬駅の標高は約700mですので、駅までの約3kmは坂を下っていくことになります。
「ライオンカフェ」はその中間にあり、八方尾根入口交差点から寄り道する形です。
異国情緒あふれるカフェです。白馬で焙煎された豆を使用した芳醇な香りのコーヒーが楽しめます。
カフェを運営する白馬ライオンアドベンチャーでは「熱気球体験」をはじめとした、様々なアクティビティを楽しむことができます。
詳しくはコチラをご覧ください。
ライオンカフェのすぐ近くには八方インフォメーションセンターがあり、こちらで観光情報を入手できます。
さらに、その向かいの「八方の湯」で足湯もおススメ!
10. 白馬駅ゴール|14:35着
ライオンカフェから大楢川沿いに沿って下っていけば白馬駅にゴールです!